2014年6月4日水曜日

オンからオフへのスイッチはレインボーブリッジの下!

「日常」である東京・竹芝桟橋から船に乗り「非日常」の伊豆大島へ。
そのとき、心の中でオンとオフのモードが切り替わるのが東京湾にかかるレインボーブリッジ。




遠くから見たり、車で走ることはあっても下から見上げるというのは船に乗ってこそ。ジェット船なら船内から。大型船ならばデッキから。湾内はスピードを出さずゆっくり走行なので楽しみながら巨大なレインボーブリッジの雄姿が堪能できます。

ゆっくりとレインボーブリッジの下を超えた瞬間、心の中で「カチリ」とモードが切り替わる。悩み事はとりあえず都会に置いて、「さあ、島に行くぞ!」。そんな気持ちになるから不思議。



夜の大型船での出発ならば、缶ビール片手にデッキにあがり橋を超えた瞬間、プシュッと乾杯
(笑)。どんどん後ろになっていく高層ビルの夜景が、日々のストレスも流し込んでくれるようで、じんわりと開放感が心身に広がっていくのが本当に心地いい。

竹芝桟橋に戻ってくるときは、楽しかった島での時間を想いちょっと名残惜しい気分と自分の場所に帰ってきたという安堵感が交差する。
島でたっぷりパワーチャージされたから、東京の風景がだんだん近づいてくると「よしっ、またがんばってみるか!」。
そんな気持ちにもなる。

夕暮れ時、夕焼けに染まりトワイライトタイムに瞬き始める東京は切ないほどに美しく、それもまた船でのアプローチの贅沢な楽しみ方。

伊豆大島に行く際の私にとっての大切な通過儀礼。
それが、レインボーブリッジの下なのです。